留学は若手経営者の登竜門

現在の若手の経営者には、アメリカの有名大学に留学しMBA(経営学修士)をとった人が少なくありません。
例えば楽天の三木谷社長は一橋大学を卒業後当時の日本興業銀行に入行し、社内留学制度でアメリカのハーバード大学に留学して、帰国後興銀を退社し楽天を立ち上げました。
また日本マイクロソフトの樋口社長は大阪大学卒業後当時の松下電器産業に勤め、ハーバード大学に留学しています。
またローソンのに新浪社長は慶応大学経済学部卒業後、三菱商事に勤め、その後ハーバード大学に留学しています。
これはほんの一部でほかにもたくさんのアメリカ留学経験のある経営者がいます。
留学すれば経営者になれるといわけではないにしても、やはりアメリカの一流校でMBAを修得することは、その後の人生を大きく変えるだけの契機になっているようです。
ところがこのところ、日本からアメリカへの留学生の数がどんどん減っており中国・インド・韓国に大きく差をつけられています。
この原因はいくつか考えられますが、一つは日本企業が若手をどんどん社内留学させる余力がなくなってきたことでしょう。
新浪社長が留学した1990年ころは、まだ日本経済が頂点を極めた最後の時期でした。
そしてもうひとつは社内留学をしてMBAを取得した後、退社する社員が多いことも企業が社内留学をあまり推進しなくなる原因です。
優秀な社内の人材に投資するつもりで、留学させると帰国したらすぐにやめるのでは、たまったものではありません。
アメリカの大学の授業料が高いことは有名です。現地の学生はローンを借りて授業料を払い、卒業後に給料で借金を返済します。
さて日本人がアメリカの一流校で切磋琢磨して学ぶことは何なのでしょうか。
三木谷社長は向こうで一緒に学んだ同級生が、どんどん起業していくのをみるうちに自分も挑戦してみたくなったといっています。
またアメリカの一流校には世界各国から俊英が集まります。
そして授業では喧々諤々意見をかわします。
日本でのように黙っていては何も評価されません。
MBAでのこのような経験はこれまで生きてきた価値観をぶち壊し、広い視野を与えてくれるのでしょう。
また授業のために要求される予習のための勉強も睡眠時間を削らなければならないほどハードであると聞きます。
そのような修羅場をくぐりぬけた経験は大きな自信につながります。
これからの日本の未来を考える時、やはりアメリカの一流校への留学は必要でしょう。やはりリーダーの英才教育は必要です。

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